Solaris SPARC Private Cloud
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Solaris SPARC Private Cloud(SSPC)の申込み〜利用開始まで

事前準備

Solaris SPARC Private Cloud(SSPC)の申込み前、あるいは同時期に下記のものを申し込む必要があります。

  • ネットワークの準備
  • ストレージの準備
    • Enterprise Storage(ES)、あるいはInter Connected Storage(CS)の準備が必要です。
      • ESの場合、Block Storage(ESB)を作成する必要があります。ストレージを冗長したい場合、ESを2系統契約し、同じサイズのESBを用意しておく必要があります。
      • ICSの場合、搭載するSSPCのホストを選択しておく必要があります。

構成例・ベストプラクティス/オンプレミスのSolaris SPARC環境をSolaris SPARC Private Cloudへリフト&シフトするなどで概ねの概要を掴んでおくと、イメージが掴めます。

ストレージに関しては、デザインパターン/Solaris SPARC Private Cloud(SSPC)のストレージベストプラクティスを参照し、Active - Active方式、Active - Stand-by方式、Active - Active - Stand-by方式、ICSを使った方式などをイメージしておき、それぞれの構成パターンを考えておきます。

申込み

SSPCの申込みには下記が必要です。

見積作成時に必要な情報

リージョン関東、中部、関西、九州から選択します
モデルサーバタイプ(S7-2 or T8-1)
OS(Solaris 10 or Solaris 11)
メモリ(256GB or 512GB or 1024GB)※256GBモデルはS7-2のみ。1024GBモデルはT8-1モデルのみ。
関連サービスInterconnected Storage契約の有無。容量。契約数。
Enterprise Storage契約の有無。容量。数と構成。
Backup Storage契約の有無。容量。数と構成。

納品前に必要な情報

事前に用意するサーバタイプに合わせ、ホスト名が発行されます。

ホスト名は、

sspc-hostXXX

となります(XXXは数字)。

ホスト名が割り振られたところで、納品前に下記の申請をする必要があります。

ホストグループ名複数台のSSPCのDedicated Hostを契約する場合、ホストグループを作る必要があります。
ホストグループ内のサーバは基本的に同じ構成となり、収容されるLDOMインスタンスはダウンタイムを伴うオフラインマイグレーションが可能です。また、ホストグループはInter Regional Fabricをもちいることで、リージョンを跨ぐこともできます。
ホストグループ名毎の所属ホストどのホストグループに、どのホストを入れるかを決めます。
ホストに接続するICSPCI Expressで接続するICSを、どのホストにどのモードで接続するか決定します。
・ダイレクトモード
・仮想ディスクモード
仮想ディスクモードの場合、1つのICSを複数のLDOMに割譲して利用することが可能です。
ダイレクトモードの場合、1つのICSは1つのLDOMにしか接続することはできません。
ダッシュボードに接続するVNSダッシュボードをVNS経由でアクセスする場合、接続するVNS名とIPアドレスを割当てます。VNSに接続するサービスは有償オプションです。
当社ウェブポータルからダッシュボードに接続をできなくするダッシュボードは通常当社のポータルからアクセス出来ますが、これを禁止することができます。
ダッシュボードに接続可能なInfiniCloud ID(メールアドレス)ダッシュボードにアクセス可能なメールアドレスを指定します。

利用開始

利用開始時には、下記の情報が伝達されます。

ホストグループ、ホストホストグループとホストの関係
ダッシュボードのURLダッシュボードへのログイン、アクセス方法
Private CloudPrivate Cloud
StorageStorage
NetworkNetwork